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サブタイトルは愛してやまない人の言葉。普通に飯を食べれたら他に望むものはない。雨露凌げる家があってこんな幸せでありがたいことはないと本気で育ててくださった家族や関わってくださった方々に感謝。2018年度の目標は「感~信じろ~」!
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おばあはうちの母親とその妹2人を産んだ。
2人とも立派に成人を迎えて自立した。
しかしどちらも出戻りだから、一般的には幸せとはいえないのだろうが、
個人的には自分の意思で戻ってきて自由に生きているのだからむしろ幸せなんじゃないかと思う。


しかしこの件に関しては答えに窮してしまう。おかあから聞かされた話。
「実は、私の上にはお兄ちゃんがいた」という事実。
つまり、流産してしまったのだ。
身重の安静な身にもかかわらず、姑にいびられて働かされ、流してしまったのだ。
これは、おばあが亡くなってしばらくしてから聞いた。

生前のおばあは気高く負けず嫌いでとにかく強い人間だった。
しかし病んでいる部分もあり、
特に頑なにおじいの家柄を快く思わず、批判に終始していたのが不思議だった。
何度も何度もこのことでおばあとはケンカにもなったが、
こんなことがあったなんて..

ほかにもおばあについては不幸だなと同情すべきところは多々ある。
が、結局はプライマイゼロだったと思いたい。

親戚一同見回してみても、一軒家を大きく構えたのは、おばあしかいなかった。
失礼ながらもしおじいがいなければ、もっと大人物になっていただろう。
(決しておじいが嫌いなわけではない)


おじいおばあが亡くなった後、おじい側の親戚とはほぼすべて縁を切らせていただいた。
いままでの繋がりを絶ったということは、おじいの顔に泥を塗ってしまったということ。
いまでも申し訳ないと反省している。あの世でおじいにぶん殴られてくる覚悟だ。
でもこれでいいのだ、きっとこれでいい。
すこしくらいはおばあも気が晴れたはずだ。死んだあとではもちろん遅すぎるが
供養につながると思いたいのだ。


おかあが婚約破棄したとき唯一おばあに褒められたのは
「よく孫(つまりオレのこと)を連れて帰ってきた」
向こうに取られそうな勢いだったのを命がけで守ってくれたらしい。

それがよかったかわるかったか、正直オレにはわからないけど
すこしだけでもおばあがそれで幸せだったならよかった。

ただ何の孝行もしていないどころか相当な不孝者だったから
必ずカタキ討ちは取ってやるけんな、おばあ。
死ぬのはそれからでも遅くない。

正直死にたいくらい辛いときもあるが(心は元気、体がきつい..)
おばあが尊い命を失ってしまった事実を知ると死ぬに死ねないのだ、オレは。


今は体を治さないとな
そしてまだまだこれからオレ流のカタキ討ちだ。

これは自分の決意のためにも書いておきたかった。



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喋りや絵文章写真で表現することに興味があります。 喋りと器はおじいに勝てず、キャラと強さはおばあに勝てず、絵心と手先はおかあに敵わないので、全部をやります。一番好きなのは喋ることです
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