強さとは？

格闘技の世界チャンピオン、暴力団組長、大富豪、大手プロダクション社長、大物政治家、フィクサーetc。
腕力がある、素手喧嘩最強の技術がある、一般に持ち合わせていない狂気性がある、金がある、権力がある、弁舌がある、コネがある。
一般的にいわれがちな強さの象徴を自分なりにイメージするとこうなる。

確かにその道を極めた一流処は強いという風に讃えてもおかしくない。
ただ自分には違和感がある。


では自分が求める強さとはなにか。

まずは、自分に打ち克つことができる。
先述したその道の一流は共通点がある。比較対象が他人なのだ。強弱を図る指標は他人にある。
栄枯盛衰、井の中の蛙という言葉もあるように、
未来永劫トップなどありえないし、上には上が居る。
自分に克つということは比較対象は常に１人。自分しかいない。トップも最下位もクソもない。
さらにどれだけ最強とされる人間でもこれに苦戦する。俗にいうエゴや欲望というやつだ。

今ダイエット中だけどケーキ１個くらいいかなという誘惑、
こっちは悪くないのに何故頭を下げなきゃいけないんだよという意地。
大抵の人間はこれに勝てないのだから
これらを辛抱して自分を抑えることができる方はみごとに強いと思う。

また、他人と比較せず自分を比較するにも関連できるが、
誰とも争わない方、誰とでも仲良くできる方は凄い。
武の神様塩田剛三さんが、「自分を殺しにきた人間と友達になれること」とかつて強さについて
表現したことがあるが、目から鱗だった。
抗争だとか競争は負けたほうはもとより勝ったほうも傷つくものだ。
自分が一歩引くことで被害を最小限に留めることができるなら相手を慮る真の強さだと表現できる。

ほかに、孤独に耐えて信じた道を進む意志や信念を持っている方もやはり強い。
冒頭に述べた業界のトップの方々ですら、この孤独という強敵にはまず耐えられないからだ。

これらが自分が思う強さである。

自分が生きているうちにどこまでいけるかわからないが、努力はしてみたい。
自分のためにまとめる。



～自分が思う強さとは..自分が目指す強さとは...～


①自分に克つ～他人ではなく自分を比較する～
エゴや欲望やつまらぬ意地に打ち克ち、小事にとらわれこだわらず大義のために自分を抑えることができる男

②誰とも争わない、誰とでも仲良くできる
自ら謝ることが出来、自分に殺意や憎しみを持っている人間と友達になれる大きな男

③孤独や逆風に耐えて信じた道をひたすら突き進む意志や強固な信念を持ち合わせた男


男になりたい　男でありたい　男で死にたい
すこしでも